親睦委員会企画、東北被災地視察のレポート2の続きです。
釜石を出た一行は、マイクロバスで三陸海岸沿いを南下し、大船渡、陸前高田を目指します。
(写真はクリックすると拡大します)
上の写真は、「さいとう製菓」という地元では有名なお菓子製造業の本社ビル。津波到達地点の青い表示板が取り付けてありました。屋上を津波が通り過ぎていったようです。1年半たっても、このように鉄筋コンクリートのビルがそのまま残っています。逆に、木造住宅や店舗などは全く無くなってしまい、草地になっています。
バスは大船渡を経て、陸前高田市に入りました。大船渡よりも津波がかなり高かったようです。マンションの4階までががらんどうになっている光景を見て驚きました。
陸前高田市は一面が草むらになっていました。鉄骨やコンクリートの建物だけが残り、びっしりと建物で埋まっていたという市街地は、我々よそから来た人間には想像ができません。大きな市が無くなってしまったという姿を目の当たりにして言葉もありませんでした。
我々は陸前高田で被災地の視察を終了し、世界遺産となった平泉の中尊寺を見学するために、再びバスに乗りました。
レポート4へ続く
市街地の大半が流失し、野原同然となった陸前高田市・・。
衝撃的な光景が脳裏を離れません。
被災された方々の気持ちを考えると、胸の詰まる思いです。この地に復興の槌音の響く日が一日も早く訪れることを祈るばかりです。
広報委員長さま、
素晴らしいレポ-トをありがとうございました。