平成25年8月22日(木) 18:30~
浦和コミュニティセンター 第15集会室にて、
代理店賠責説明会を開催いたしました。
講師に
エース損害保険株式会社(引受保険会社)
企業保険損害サービス部テクニカルクレーム担当部長 黒田 朗 氏
をお迎えして、説明会をお願いしました。
題目として、
「コンプライアンスと代理店の賠償責任」
~消費者に信頼される代理店になるために~
1部 コンプライアンス
2部 代理店と法律上の責任
いろいろと、実例をあげて頂き、とても勉強になりました。
(東京地裁の例、前橋地裁の例、松山地裁の例)
また、事故相談・事故報告では
自動車保険での1つ例は
夫婦限定特約がある契約で記名被保険者を70才の父から
同居の息子に変更した。
↓ ↓ ↓
その後も、70才の父が運転をして事故が起きてしまった。
新種保険では
管理財物での事故相談が多いそうです。
種目共通で注意しなければならないことは
「他社からの切り替え」と「満期日」
お客さまから「いままと同じでお願い!」と言われ他社から切り替えた。
しかし、いままでと「同様条件」というのがクセもので、保険会社によって約款が
微妙に違うので、とくに説明が必要。
「満期日」での午前中の事故も要注意で、特に「新旧商品の切り替え」「他社からの切り替え」
「特約の付保」
↓ ↓ ↓
満期日の午後4時までは以前契約で午後4時から新契約のスタートですので、お客さまに
きちんと「満期日の午後4時からですよ」とアナンスするのも代理店としての説明責任だそうです。
ごく稀に弁護士費用をつかった、言掛かり訴訟もあるそうです・・・・
それから、最後に参考情報として
・最近の傾向として、保険会社&代理店で裁判に臨む場合の訴訟費用
について代理店負担が求められるケースが増えている。
・更改漏れによる無保険事故の結果について消費者(お客さま)と争う
場合は、保険会社は責任なく、代理店は信義則責任有とされるケース
・保険会社示談案件の代理店負担分として求償
代理店賠責の大切さをじみじみ感じました。
(保険業法283条をご理解ください)
組織委員 岩崎
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