埼玉代協

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平成27年度日本代協コンベンション

平成27年度日本代協コンベンション

平成27年11月13日(金)と14日(土)の2日間にわたり、

日本代協主催、第5回日本代協コンベンションが開催され、

埼玉代協からは18名が参加しました。

今年は、場所が新橋のヤクルトホールから、

お台場のホテルパシフィックに変更され、

ゆりかもめに揺られて現地に到着しました。

岡部会長のあいさつの後、来賓の金融庁監督局保険課の井上課長と、

損保協会の堀専務理事より祝辞を頂きました。

セレモニーの後は、恒例の「代協会員懇談会」です。

一時間半近い時間をとったこのコーナーでは、日頃より代協に疑問を持っている点や、

業界への要望を発言することができます。事前に質問を提出しているため、

回答者の日本代協役員もつつがなく回答していました。

その回答にさらに食い下がる場面もございましたが、

質問者は各県代協の会長であるだけに、その表情は真剣そのものでした。

 

20分ほどの休憩をはさんで、いよいよ岡田武史元日本代表監督による基調講演です。

いくつかの「深いい言葉」を頂きました。

「細部に勝負の神は宿る」=その1メートルの力を抜くな

「今できることをやる」=人間は知恵があるので先のことを心配し、過去を悔やむ

「嫌いなやつにもあいさつをする」=存在を認める

「人生には必要なことが起こる」=無駄なできごとはない

「万事塞翁が馬」=福と災いは順番に因果となる

「リーダーとは」=志高き山に登る背中を見せる

岡田元監督は、とてもユーモアがあり、話しっぷりにも余裕があって、

かつ選手にはモラルの面でとても厳しい面があったことをチラリと見せてくれました。

ロッカールームが汚いチームはダメらしいです。

 

一日目のラストはこの日全国から集まった代理店500名ほどで盛大に懇親会です。

隣の宴会場に移りました。

ここでは元財務大臣の藤井民主党顧問や、自民党石原伸晃氏からご挨拶を頂きました。

お二人のご挨拶もとても印象に残りました。

藤井顧問は、「社会のために国がやることの重点課題の四つ、

医療・介護・国民生活・子育てのうちの国民生活、において、

国の代わりになってその役割を保険業界が補完してくれている、

本当に感謝している」と述べられました。

石原議員のあいさつ

続いて石原氏は、「岡部会長が防災・減災ということに言及してくれた。

コンプライアンスがどうとかルールがどうとか、もうそういうことは当然として、

その上をいっている。頼もしい!」と語ってくれました。

国の機能を補完する保険会社とその保険会社を最前線で代理するわれわれ代理店、

法改正のタイミングでもあり、国からの期待も上がっているな、と感じました。

壇上の損保各社社長

続いて壇上には、なんと12社もの損保会社の社長がずらりと勢ぞろい。

ご多用の中に会社トップが駆けつけて頂き、会場を埋めた代理店からは割れんばかりの拍手が送られました。

その後各社社長と代理店が談笑するというめったにない機会を活かす代理店も多数いました。

ミスさっぽろにインタビューを受ける横山理事

会員増強を訴える萩原理事

二日目の土曜日は、あいにくの雨でしたが、

神田にある損保会館と隣にあるホテルジュラク会場に分かれ、

分科会を開催。

わたしは三井住友海上の函館にある代理店に保険会社社員として出向して

店主をやられた方の講演を聞いてきました。

保険会社の社員がおこなう代理店経営の姿を垣間見ることができた有意義な時間でした。

 

毎年行われる当コンベンションは代協会員であれば誰でも参加できます。

来年はもっと多くの方の参加を期待したいです。

 

最期になりますが、

埼玉代協から当コンベンションの準備に尽力されたプロジェクトチームの宮嵜副会長、

萩原北部支部長、そして、サポートメンバーになられた清水副会長、藤井副会長、

大変お疲れ様でした。

 

取材 斉藤高士

 

以下参考:日本代協岡部会長があいさつの中で防災・減災について語られた部分を抜萃

 

次に、リスク啓発への取り組みについてお話しさせていただきます。

最近は100年に一度や1000年で初めてといった異常気象が多発していますが、

これがノーマルな気象になるといわれており、

保険普及とともに地域における防災・減災の取り組みが極めて重要になっていると思います。

防災・減災については、損保協会様が

主催する「ぼうさい探検隊マップコンクール」への積極的参画をはじめ、

各代協における様々なセミナーの開催等を通して地域社会に対する

啓発活動を続けていくことが重要ですが、

最も大事なことは、日々直接お客様と接する我々代理店が、

個々のお客様に対し、

防災・減災に役立つ情報提供を継続的に行っていくことであると考えます。

損保協会作成のチラシを配布したり、自治体作成のハザードマップをお渡しして、

今そこにある危機を認識してもらい、事故や災害を未然に防ぐとともに、

被害をは最小限にとどめる努力が重要だと考えています。

損保の代理店は、

1店1店が多くのお客様と直接お話ができる関係にあり、

潜在的な情報提供能力は高く、

こうしたポジションを災害対策に活かしていくことが必要です。

言い換えれば「本業+ほんの少しの情報上乗せ活動」が社会貢献になり、

地域社会においてリスクのプロとしての関わり方ができるようになれば、

地域における代理店の価値は大きく高まると考えますので、

引き続きのお取組み強化をお願いいたします。

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